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1 2009年 03月 18日
![]() 第2回の“theROOM”、先週から始まりました。(3月30日まで)今回はStudio In's Factory のお二人による“ゆれへん”raum(ラウム)という1ピース長さ38cmの木片をつなげて様々な形状をつくっていく“木のおもちゃ”です。おもちゃと言っても、吊り下げることでゆれるものも、またかなりの強度のものをつくる事もでき、多数を組み立てていくことで内部空間をつくることも可能です。 ![]() 大人にとってはデザイン力のトレーニングにもなり、子供にとっては教育玩具としての使用も可能です。 3月20日(金・祝)と3月29日(日)の14時~15時半にはStudio In's Factory のお二人によるワークショップも開催しますので、体験してみてください。(無料・参加随時) 販売もしております。 『raum16 ¥31.500.-』 『raum08 ¥16.800.-』 ![]() ▲
by kabuhaus
| 2009-03-18 15:59
| theROOM
2009年 03月 08日
![]() 3月7日(土)大阪のINAXで開催された『ROUNDABOUT JOURNAL 公開ディスカッション“続・手の内側”』(INAX the TILE space)での議論を聞いていて感じたのは、ゲスト、つまり関西で活動する建築家・デザイナー(柳原照弘さん、山崎亮さん、dot architectsのみなさんなど)がユーザー性善説(俗に言う性善説)の立場で発言されていたということ。もちろん議論の流れで、そういう面も否定できないという気持ちで乗っかった発言もあったのだろうけれども(実際ディスカッション終了後に少しお話を伺った山崎亮さんは「自分はそのあたりを疑っている部分もある」とおっしゃっていました)、住宅の住まい手や施設を使用する地域住民にある程度ゆだねて、ユーザーとデザイナーの役割分担を曖昧にしながら設計を進めていくという考え方は大きな可能性を内在したつくり方であることは確かだけれど、過去様々な方法で幾人もの建築家・デザイナーがチャレンジしながら失敗も少なからずあったことを考えると、その原因の多くはユーザーの質にあると思います。もちろん建築家性善説に立場を置いているわけでもなく、すばらしいクライアントを生かしきれない設計者もいれば、逆にどうしようもない地域住民をうまく導く設計者もいるでしょう。ただ、建築家・デザイナーの側での議論は行なわれていても、じゃぁ、ユーザーは?ってことです。もちろん趣味嗜好や考え方は雑多でいいわけで、問題はあまりにもレヴェルの低い“一般の方々”が多すぎるということ。住宅の例をみてもぺらぺらな建売住宅を(どれだけが販売側の利益になるのかも知らずに)平気でしかも幸せそうに購入する人や、至れり尽くせりでぺたぺたと貼り付けただけのデザインで仕上げられた本当に将来的な資産価値があるのかどうか疑わしいタワーマンションを安くない共益費を支払いながら住み続ける人。また、その周辺には土地の融資(もちろん通常土地・建物のセットでしか融資してもらえない)の申し込みの時点で「建物の確認申請もお願いします」なんていうありえないことを平気で言う金融機関の住宅ローン担当者も存在するわけで(もちろんそういう方針の金融機関が少なからずあるということ)、そういう世間で考えられている“一般的なユーザー”や“一般的な業者”をどうにかしていかない限り、“とほほ”な建造物や施設で世の中が満たされていくことになるんでしょう、きっと。 このままだと建築家が住宅を設計できない状況が遠からず来るかもしれないわけで(もちろん建築家が設計するという形にこだわる必要はないわけですが)、建築家はその流れを変える努力をするか、土地を銀行融資での購入を予定するクライアントに依頼された場合建築家がその土地を買ってからゆっくり設計して土地建物セットでクライアントに販売するという力技に出るか・・・・・・笑い話じゃ済まされないのかも。 ![]() 話は大きくそれちゃいましたが、今回のディスカッション、無意味に挑発するような発言者や他人の意見をおさえこむことのみを考えているような発言者もなく、気になった点は時間のわりにゲストが多かったぐらいで、告知が少なかったにもかかわらず、相変わらずの大盛況。やや議論がぐだぐだになりかけたときの藤村氏の修正力(山崎亮さんの助け舟も効果的。また、山崎亮さんはディスカッション終了後も質問者の元に行ってフォロー?する気配りの細やかさも。)はさすがでした。来場者が何を感じてどういう活動につなげていくのか、われわれも傍観者ではいられないわけです。 ▲
by kabuhaus
| 2009-03-08 16:51
| 建築
2009年 03月 05日
![]() K: フリーペーパー『ROUNDABOUT JOURNAL』 の TEAM ROUDABOUT とその中心人物、藤村龍至によるインタビュー集。 A: なんか勢いあるよねこの人たち。 K: この人たちなのか、この人なのかわからんけど、確かに。手元に『ROUNDABOUT JOURNAL』も1枚もないし、ここまでの経緯もあんまり分からんし、大きい声では言われへんから小声で言うけど・・・・・・・なんかやろうとしてるで、きっとこの人ら。 A: ・・・・・・・なんか流れを作ろうとしてるんやろうね。 K: 流れなんかうねりなんか大きな穴なんか高い山なんかわからんけど、建築の“論”や“作品”を巻き込んだ大きな一塊の空気をメディアにのせてつくっていこうとしているのかも。 A: 気団? K: ・・・・・・・作家としての建築家へのこだわりの有無は不明やけど、建築家や建築評論家やその他の“関係者”(つまり、みんな)との議論を通してご自分たちの建築思考を形作りながら周りも巻き込んでいく。その中で戦略的な意味合いも模索していくっていうことなんでしょう、きっと。 A: この本にもそのあたりが見え隠れするってこと? K: まず、カヴァー。やっぱりこれやったんかって感じ? ![]() K: これって本文には全く掲載されていない植田実さんへのインタビュー。 A: 『都市住宅』の? K: そう。1970年代に一部建築関係に絶大な影響力を持ったという建築誌『都市住宅』の編集長。 ![]() K: “1995年以降(訂正!!“1995年以後”でした)”(主に1995年以降(訂正!!以後)に建築を学んだ世代に対するインタビュー集)というテーマを外してまでも、カヴァーにするほどこだわった(知らんけど)ところがポイントやろ。 A: それって現代の『都市住宅』を目指すってこと? K: ただし、それには建築家だけでなく建築評論家(建築史家では弱い)を巻き込まんとあかんやろうね。 A: 長谷川堯、飯島洋一、鈴木博之とか、最近では五十嵐太郎、森川嘉一郎とか? K: そう、これからブレイクしそうな評論家を巻き込んでっていうか相乗効果で。 A: 今回のインタビュー集の中で建築史家としては倉方俊輔さんぐらい? K: もしも人選を深読みするんであれば、建築史家としてではなく建築評論家としてブレイクしてもらいたいとか? A: どうやろ、そこまで戦略的なこと考えてないでしょ? K: ま、考えてたらおもろいって事にしといて・・・・ A: あと、『1995年以降(訂正!!以後)』に対する感想で、インタビューという形式は、話し言葉の効果で頭に入りやすい、みたいなのがあるけど。 K: それはちがうやろ。これだけ多くの人のインタビューが並列してたら頭の中がザラついてザラついて。自分との考え方の距離によってはすっと入ってくる人もいるけど、頭の中がザラついてイラつくインタビューもあるよね。別に嫌いということではなく、感覚的に違うからすーっとは頭に届かんのやろうね。そういう意味では、選手名鑑という意見もちがうかも。 A: 選手名監見てイラつく人おらんもんね。 K: それにしても、これだけ“面白そうな人たち”と話せたら勉強になるやろうね。 A: そういうことなんやろうね、やっぱり。 K: そう、案外単純なことなのかも。“自分たちが興味を持っている人たち”に話を聞いて“自分たちの考え方・方向性”を修正して決定していきたいってだけなのかも。 A: そのうえで流れを形成できたら“なお良い”って感じ? K: それは2次的なこととしてね。 A: そのあたり、どうかは分からんけど、その流れに乗ってみたいよね。 K: そう思ってしまう何かがあるよね。ROUNDABOUT周辺って。 ▲
by kabuhaus
| 2009-03-05 01:49
| 建築
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