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1 2009年 02月 24日
日曜日、ご案内いただいたninkipen!一級建築士事務所の今津康夫さん設計住宅の
OPEN HOUSEに伺いました。 奈良の富雄にある延床面積90㎡にも満たない小住宅です。 ![]() あいにくのお天気で壁の写真写りが悪くてスミマセン。 ![]() ![]() ![]() 建築条件付宅地だったということで工務店を選べなかったうえ、 予算の条件も厳しかったようですが狭さを感じないプランニング、ディテール等、 少しこっぱずかしい言い方ですが、設計力を感じる住宅です。 ![]() ![]() 写真向かって右隣の北欧系社名のSハウス社の住宅と比べて、(おそらく)半分近くの施工費で建っているようです。 ▲
by kabuhaus
| 2009-02-24 13:43
| 建築
2009年 02月 16日
![]() 一般には東京R不動産の立ち上げに関わった中心メンバーとして知られ、建築好きの間では10年ほど前に発刊されていた伝説(?)の建築サブカル誌『A』の元編集長として尊敬と羨望とやっかみの対象として認知されている馬場正尊氏の著書『「新しい郊外」の家』(太田出版、装丁はグルーヴィジョンズ)。 『A』における猥雑なごった煮感覚と硬軟を並列させるバランス感覚。たとえ読むべき記事が少なくとも(失礼)個性際立つ独特の立ち位置のメディアを創設した意義は大きかったと言えます。(目立った広がりが無いままフェイドアウトしたのはやや残念だが) “東京R不動産”の、不動産業界から見過ごされていた、というか商売にならないため存在を無視されてきた物件群(古いがゆえに改築自由な物件や、古さや家主の都合による使いにくさが個性に変換可能な物件など)のみを取り上げた不動産ポータルサイトという革新性。数多くのフォロワーを生んだにもかかわらず、いまだに超えるものが出現しないのは“商売”ではなく物件に対する“愛”が根底にあるからなのか。 『A』にしても“東京R不動産”にしても独特の嗅覚で建築周辺の“攻めどころ”をつつく手腕は確かなものがあったのでしょう。 その氏が“房総R不動産”を立ち上げ、“新しい郊外”という住まい方を提案していたんですね。 ブログが元になっているという本書、馬場家が房総に土地を購入し実際に生活し始める様子を馬場家の歴史を織り交ぜながら具体的に記されています。マイホームを考える際、都心は経済的に手が出ないので予算内で探せば必然的に郊外に買うしかなかった以前の消極的な“郊外”ではなく、好きな生活を余裕(経済・時間・物質)をもって実践するための“新しい郊外”という考え方は大いに賛成で、世間で注目されている農業生活の実現もこの“新しい郊外”という範疇に含まれるのでしょう。 ただし、氏が提示している“都心の狭小住宅”を否定する考え方と“都心は高容積化すべき”つまり“マンションでいいじゃん”という考え方には違和感を覚えたのも事実で、都心部のタワーマンション建設に伴い小数の住民によって運営されてきた“町内”に町内会活動などにほとんど興味を示さない多数のマンション住民が流入するという事例もあるというような話(他にも小学校跡地にタワーマンションが建設され児童数が増えて新たに小学校が必要になったなんていう、よくできた笑い話のような現実もあるらしい)を伝え聞いてしまうと“タワーマンション建設”ではないつまり高容積化を伴わない“新しい都心”も考えていかなければならないと痛感してしまいます。 ▲
by kabuhaus
| 2009-02-16 00:45
| 建築
2009年 02月 08日
![]() 何回かおじゃましている大阪・中崎のCommon caféで開催されているイヴェント“けんちくの手帖”。 今回のゲストは roundabout journal のお二人。(建築家・藤村龍至氏+建築ジャーナル編集・山崎泰寛氏) 先日東京で行なわれたイヴェント“live roundabout journal”(レクチャーをその場で文字に起こして活字媒体を配ったり、挿入する漫画が画かれる様子をプロジェクターで上映したり、驚愕の内容らしい。議論の内容についてはその場に居合わせていないので不明。)の盛況(参加者約200人)の余韻か、今までに経験のないほどの大入り。 初めて見た“動く藤村龍至”氏、質問者の発言を回答可能な内容に微妙に変換しながら発言する様など“できる”感じを発散させておられました。マイクがオフのときも口元が独り言(?)で動いていて、目に見えない何かに指示を出しているような錯覚まで起こしてしまいました。 でも案外その横で飄々と状況を見つめる山崎泰寛氏も“人物”なのかも。横で繰り広げられる“閉じる・開く”の議論に対して建築関係者が多発する用語としての“閉じる・開く”に異議申し立てをさらっと提示する様は、二人で roundabout journal なんだということを実感できたような気が。(その後も意識的に藤村氏は“閉じる”話をなさってました) 建築関係者の間で行なわれる議論が閉じているのか、社会学や建築周辺の専門家がその議論に加われば開くことになるのか、などは“どうでもいいこと”で、開かれた議論をしているつもりでもその外側には必ず誰かが存在するわけで(極端な例を挙げると複雑な言語を理解できない人々にも住まいは存在する)、 要は議論を行なう場をつくること(議論の内容ではなく)が重要で、閉じた議論かもしれない議論であってもそこに多数の“一般の方々”(この言葉も毎度笑っちゃいそうになりますが)が介入してくることによって、その外側が無くなってくるかたちでの開き方こそ正しいんだろうなと感じました。 なんにしてもメディアを絡める roundabout journal としての“活動そのもの”が重要で、そのことを充分理解しておられるがこその、時にどこまでが本意なのかも曖昧になる戦略的な匂いも発散させながらのご発言なんでしょう。 ▲
by kabuhaus
| 2009-02-08 15:10
| 建築
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