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1 2008年 08月 31日
K: 住居に関して言えば、ぜったいに外せないのが“居場所”。それが住まう場所になっていくわけやから、居場所をつくるという感覚は大切。
A: なるほど、ただ広いだけで居場所の無い部屋ってあるよね。例えば体育館なんかでも案外居場所少ないもんね。 K: あと、狭いからといって“めいっぱい床を確保する”っていう考え方もどうかと。壁や柱が視線を遮ることによってかえって広さを感じるとか、あえて吹き抜けを設けて縦に視界を広げるとか、“ちゃんと見えている人”が設計すると選択肢は広がるよね。 A: 狭くても“設備充実”とか“部屋数確保”とかにこだわるとババ引いちゃうよね。 K: 世の中ババだらけやもんね。でも、そのあたりも“ちゃんと見えている人”の手にかかると“設備にポイントを置いた興味深い住宅”とか“小さな部屋の集合体のようなこれまでにない感覚の住宅”とか住居の可能性も広がるねんけどね。 (つづく) ▲
by kabuhaus
| 2008-08-31 14:32
| 建築
2008年 08月 31日
K: まずは常識も疑ってみて頭の中を真っ白にするところからはじめましょう。
A: 「ウチは4人家族やから個室が4部屋必要で、延べ床面積は100㎡以上は絶対。」みたいなことを、まず疑ってみましょうと。 K: そう、数字にはだまされるなってことと、疑って“みる”ことが大切。もちろんその結果、「ウチの家族には個室が10部屋と延べ床面積は200㎡。」ってなるかもわからんし、「ウチの家族に個室はいらんし、延べ床面積は50㎡で充分。」ってなるかもしれんわけでしょ。ただし、建築っていうのは夢物語ではないわけやから、予算・法規・環境などの要素は外せないわけやから無条件に提案が広がっていくわけでもない。 A: なるほどね、諸条件と住まい手の住まい方とのバランスが重要なわけやね。 K: ただ、バランスだけでなく、“ぶれない”ことも重要。 A: それってものづくりにおける基本やろうね、難しいことやろうけど。 K: そう、ぶれてさえいなければ、水準は超えてるってことにはなるのかも。 (つづく) ▲
by kabuhaus
| 2008-08-31 13:32
| 建築
2008年 08月 30日
K: 建築の楽しみ方って多種多様。
A: ・・・突然やけど・・・・・そりゃあね。 K: 建てる。直す。変える。剥がす。組み替える。覆う。・・・・・・ A: 形をつくることに関わらなくても、形や色や空気や質感なんかを、観る。聴く。感じる。なんていうのも建築の楽しみ方なわけやしね。 K: 掘る。挟む。削る。重ねる。・・・・ A: ・・・・きり無いわ。 K: 家族環境、生活環境、経済状況、自然環境、・・・・人それぞれ事情ってもんがあるわけやから、土地を購入してから建てる人、すでに所有する土地に建てる人、中古住宅・マンションを購入して“建築”する人、賃貸住宅に手を加える人、すでにある部屋に“建築”を挿入する人。いろんな“建築”の形が存在するし、考えていけば考えただけの“建築”が生まれる可能性は有るわけやし。 A: そう。あんまり形に縛られた考え方はやめたほうがいいよね。 (つづく) ▲
by kabuhaus
| 2008-08-30 17:06
| 建築
2008年 08月 07日
![]() K: そんなんに決まった法則は無いわけです。 A: それを言っちゃぁ話し終わっちゃうわけでしょ? K: 法則は無いけど、やったらだめなこととか、こうすればいい家になりやすいとか、そんなんはあるよね。 A: それやんそれ。それを伝えて行かな。 K: 建築家の方々にもいろんなタイプがあるわけで、強固なスタイルがあって、施主が誰であろうとこうなっちゃう的な設計方針の建築家の場合どうしても“おまかせ”になっちゃうし、それしか道は無いかもしれんから、“自分の家”が欲しい人は、まずそういう建築家には依頼せんことやろうね。 A: よっぽどその建築家のファンで“どうにでもしてちょうだい”って人だけやね。 K: あとはまず、程度の違いこそあれ、住まい手が“筋道を示しておいて、細かいところには口出ししない”ってことやろうね。 A: 「私たちに特に要望はありません。」とか何とか言っておいて、後からいちいち変更を要求するパターンってありがちやよね。 K: どっちが悪いってことでもなく、最初から間違った関係で設計が進められてるってことやね。 A: ただ、その“最初の筋道”ってのが見えるもんでもないから難しいのよね。 K: 何事も感覚と勉強なわけやろうね。通常の“建築家との家づくり”においてもそのぐらいの努力は住まい手にも必要なわけやけど、上級者の場合、かなりの鍛錬が必要になってくるかもね。 A: ・・・・・・??上級者って?家づくりのというか、施主の? K: そう、施主としての。つまり施主道みたいな感じ?極端なこと言うと建築雑誌とかに発表するときに、建築家の共同設計者として名前を付記されるぐらいの施主? A: それはおもしろい、っていうか施主としても魅力的やけど、可能なん? K: 不可能ではないと思うけど、とんでもなくすばらしい建築ができあがる可能性も秘めながら建築家にとってはリスクも大きいわけやから、準備は必要やろうね。施主の域を超えた知識や感覚が要求されるわけやし。 A: ただ、そういう場をつくって行ければこれからの住宅建築が停滞やマンネリから脱却できる道が広がる気はする。 K: 大変やけど、絶対面白いって。ちょっと考えてみようよ、この形。 ▲
by kabuhaus
| 2008-08-07 14:49
| 家づくり・住まい
2008年 08月 01日
![]() K: 最近の建築には“テレビ的”なものが多いという話。 A: 似たような話題、ちらほら聞くよね。 K: 手っ取り早く言っちゃうと、例えば建築雑誌に取り上げられたときに写真映えすることを念頭においてデザインしちゃうってこと。 A: 特に住宅なんかだと、ほとんどの人が実際に訪れてその建築を感じることができないわけやから、“写真写り”みたいな部分に走っちゃうってのもわからなくはないけど・・・・・・ねぇ。 K: もちろん、ぼくなんか音楽聴いてるときも画像のみテレビつけっぱなしたりするぐらいのテレビっ子やからテレビを否定するわけでもないねんけど、建築にとってテレビ的な良さはほんの一要素でしかなく、それだけで建築をデザインされちゃうと辛いもんあるよね。 A: その点、インテリアデザインはテレビ的なよさが生かされる部分多い分野かもね。 K: 確かに。“つかみ”の大切さとか受け手が積極的に思考しなくても受け入れられないといけないとか、共通点多いかもね。“インテリアデザイン”も“テレビ”も大衆文化としては非常に興味深いし、才能のある人がたくさん関わってる分野なんやろうけど、注意が必要なのは勘違いしないってこと。 A: つくり手が?受け手が? K: 両方やけど、まずつくり手。時々あるでしょ?才能豊かなテレビの演出家がトホホな映画撮ったり、有名インテリアデザイナーがなんもわかってない建築をつくっちゃったり。 A: なるほど、あくまでもテレビやインテリアの分野での才能やったわけね、そういう場合。 K: もちろんテレビと映画、建築とインテリアデザイン、両方に通じる才能を持ち合わせている人もいるわけやろうけど、大部分勘違いしちゃってるわけでしょ? A: 難しいよね、判断が。もしかしたらテレビやインテリアデザインの分野で埋もれてしまってる才能の中に映画や建築の才能が埋もれてたりして。 K: 有り得るよね。 A: でも、なんなんやろうね。“映画”や“建築”の良さって。 K: そんなん一言で言えたら評論家としてやっていけるわ、きっと。おそらくあれやろうけど、評論家の方々がおっしゃるところの“亡霊性”ってやつ? A: そのあたりに話が収まっちゃうのよね、やっぱ。見えないけど感じる奥行きとか空気感ってやつ。 K: そう。具体的には言えないけど、多くの人が感じるそれ。・・・・・・ってことで、このブログも亡霊性を高めていぃこうっと。 A: ・・・・どうでもいいわ・・・・お好きにどうぞ。 ▲
by kabuhaus
| 2008-08-01 18:33
| 建築
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