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1 2008年 02月 24日
![]() K: 「今ならお好みの間取りで家が建ちますよ。」とか「お好きな間取りで建てられる自由設計の家。」とか、よく聞くよね。 A: それ、ありがち。 K: もちろんその家族の生活と、かけ離れた間取りの家に住むなんて論外。でも間取りがすべてとは言わないまでも、間取りさえ満足できれば、いい家はできたも同然のような感覚は、ほんとどうかと。 A: うん、確かに。個室の数ってのも大切やけど、それも含めたもっと重要な押さえるべきことってあるよね、家づくりには。 K: ウチの家は延べ床面積約100㎡で、3ルームの3階建てなわけやけど、あ、階段室もないから見ようによったら3層の1ルームかもね。ただ、住まい手によったら同じ床面積でも10LDKが快適とかってのもありえるわけやもんね。 A: 3LDKか4LDKか5LDKぐらいしか選択肢がないってのも誰のせい?公団?西山夘三?(*) K: やろ?もっと全体を見て“こういう敷地環境”で“こういう家族環境”で“こういう生活”を望んでいる住まい手だから“こんな住宅”が提案されてその結果の“この間取り”みたいなね。 A: そう、それができるのが“建築家との家づくり”なわけで、またそれができないと“建築家”じゃないわけやろうね。 K: そういうこと。 (*)西山夘三(1911-1994):“食寝分離”を唱え、集合住宅におけるnLDKという流れを決定付けたとされる建築学者・都市計画家。京都大学名誉教授。たしか下鴨あたりの疎水沿いにお宅があったような・・・・・ ▲
by kabuhaus
| 2008-02-24 21:31
| 家づくり・住まい
2008年 02月 17日
![]() 今日は第11回家づくり勉強会。もっと言うと家づくり勉強会の新レーベル“kabuhaus勉強会”の第1回め。 A: なんかややこしいなぁ、どうちゃうの? K: 要はいままでとはちょっと内容が違うから別のタイトルにしただけやけど、“物件探しのすすめ方”。不動産業者とのやりとりのポイントや不動産業界の慣習など。 A: なんかドロドロしてるね。 K: でも絶対外されへん部分やしね。いろいろ知っていけば案外面白い世界やで。 A: ふ~ん、そんなもんかなぁ。 ![]() K: で、その後、芦澤さん設計の工場のオープンハウスに移動。 A: 工場のオープンハウスってのもそんなにないよね。 K: これは予想以上に面白かった。やっぱり普段の興味が住宅中心やから、工場は夜中のコンビナートとかの凄さはさておき、内部を見てもどうなんやろ?って思ってたけど、よかった。 A: なんかこの写真の製作キッチンも壁の傾斜にあわせていがんでるわけ? ![]() K: そういうこと。あと換気扇とかの選び方も工場らしくてなおかつかっこいい。 ![]() A: なんか構造も凄そう。 K: H型鋼のX形柱による構造で、空間確保のために外周部を5度削った形も決まってた。あと、建築的な部分ではないかもしれんけど、個人エアコン?のダクトも面白かった。 ![]() A: やっぱり行ってみるもんやね。 K: そう、行ってみな良さもへったくれも感じられへんからね。 ▲
by kabuhaus
| 2008-02-17 21:51
| kabuhaus
2008年 02月 15日
K: よく話題に上るけど、“建築”と“インテリア・デザイン”について。
A: 建築家の仕事とインテリア系のデザイナーの仕事の違いでしょ? K: そう。“好き嫌い”や“良し悪し”の問題はさておき、明らかに“違う”よね。 A: もちろん、仕事として内装関係をやってても“建築家”な方はおられるし、単純に技術的(経験的?)な問題で内装の仕事しかできへんでも“建築家”な方もいてはるけどね。 K: そうそう、そういう部分じゃなくて感覚の部分。なんなんやろ?この違いって。 A: よく言われる“歴史を知ってる”のかどうかってこと? K: それもあると思うよ。単なる流行だけでデザインしちゃうとデザインの耐用年数の問題があるでしょ?そのあたり、歴史を押さえた上でのデザインだと、どこかで崩れない部分っていうか飽きない部分を保てるのかもしれんよね。 A: 数年経っても寒くならないデザインでしょ? K: ただ、飽きなくて耐用年数が長くても、必ずしもいいデザインってことではないわけでしょ?新しいデザインの流れを切り開いてなおかつ耐用年数も長いデザインを生み出すには、単に“歴史を知ってる”だけじゃ難しいんやろうね。 A: あと、“建築家”的な人のなかで、必要以上にデザインを消そうとする人いてはるよね。 K: “ベニヤの壁”とか“ただの裸電球”に象徴される?高いレベルのデザインのために細かな部分では“デザインされてない”ってことを重視するわけでしょ? A: そう。カッコいいねんけど(時として)、建主が嫌がったらどうするんやろ。 K: 「そんな方は私に設計を依頼しないでください」ってことでしょ? A: うん、まあデザイン好きの素人ってバランス考えずにごちゃごちゃいろんなもん使いたがるからいややろうけどね。 K: でも確かにロジェールやミーレやガゲナウはカッコいいし、イームズやミースやブロイヤーの椅子置きたくなるし、ライトやジャスパー・モリソンの照明付けたくなるよね。(写真はフランク・ロイド・ライトの『タリアセン』とジャスパー・モリソンの『フロス』) ![]() ![]() A: 確かにタリアセンとフロスを同じ部屋にっていうのは・・・・ K: そうかなぁ。案外いけるんちゃう?うちなんか結構いけそうやん。実際フロスは付けてるし。そのあたり、確かに本気で“デザインを消した建築”をデザインしようとしてる建築家もおられるやろうけど、“めんどくさいからデザインされたものを排除してる”だけの人も結構いるんちゃうかなぁ。とりあえず自分のデザイン以外のものはバランス考えんの邪魔くさいとか。 ![]() A: 建築の場合、対建主の問題もからんでくるから、難しいよね。 K: 答えのない世界やからね。 ▲
by kabuhaus
| 2008-02-15 14:06
| デザイン
2008年 02月 07日
![]() 時代を’60年代以降に絞って編集されてるためか、ややアメリカの住宅が多いような印象。 コーニッグやエルウッドの住宅のすごさは、一般の方には妙に“アタラシフルイ”感じを受けてしまって伝わりにくいかもしれませんが、イームズ邸やシーランチ、カルロ・スカルパにトビア・スカルパ、アアルト、ウッツォン、スヴェーレ・フェーンなど写真で見ても楽しい住宅満載ってところでしょうか。個人的にはリチャード・マイヤー、ピーター・アイゼンマン、チャールズ・グワスミーあたりがモノクロ写真中心っていうのが残念なのところですが、「そのあたりは他の本で見てちょ」ってことなんでしょう、きっと。 一家に1冊とまでは言いませんが、ちょっと立ち読みぐらいの価値はじゅうぶんありです。 ▲
by kabuhaus
| 2008-02-07 14:58
| 家づくり・住まい
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