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2009年 02月 08日
![]() 何回かおじゃましている大阪・中崎のCommon caféで開催されているイヴェント“けんちくの手帖”。 今回のゲストは roundabout journal のお二人。(建築家・藤村龍至氏+建築ジャーナル編集・山崎泰寛氏) 先日東京で行なわれたイヴェント“live roundabout journal”(レクチャーをその場で文字に起こして活字媒体を配ったり、挿入する漫画が画かれる様子をプロジェクターで上映したり、驚愕の内容らしい。議論の内容についてはその場に居合わせていないので不明。)の盛況(参加者約200人)の余韻か、今までに経験のないほどの大入り。 初めて見た“動く藤村龍至”氏、質問者の発言を回答可能な内容に微妙に変換しながら発言する様など“できる”感じを発散させておられました。マイクがオフのときも口元が独り言(?)で動いていて、目に見えない何かに指示を出しているような錯覚まで起こしてしまいました。 でも案外その横で飄々と状況を見つめる山崎泰寛氏も“人物”なのかも。横で繰り広げられる“閉じる・開く”の議論に対して建築関係者が多発する用語としての“閉じる・開く”に異議申し立てをさらっと提示する様は、二人で roundabout journal なんだということを実感できたような気が。(その後も意識的に藤村氏は“閉じる”話をなさってました) 建築関係者の間で行なわれる議論が閉じているのか、社会学や建築周辺の専門家がその議論に加われば開くことになるのか、などは“どうでもいいこと”で、開かれた議論をしているつもりでもその外側には必ず誰かが存在するわけで(極端な例を挙げると複雑な言語を理解できない人々にも住まいは存在する)、 要は議論を行なう場をつくること(議論の内容ではなく)が重要で、閉じた議論かもしれない議論であってもそこに多数の“一般の方々”(この言葉も毎度笑っちゃいそうになりますが)が介入してくることによって、その外側が無くなってくるかたちでの開き方こそ正しいんだろうなと感じました。 なんにしてもメディアを絡める roundabout journal としての“活動そのもの”が重要で、そのことを充分理解しておられるがこその、時にどこまでが本意なのかも曖昧になる戦略的な匂いも発散させながらのご発言なんでしょう。
by kabuhaus
| 2009-02-08 15:10
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