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2009年 01月 10日
![]() もし運良く(悪く?)建築家としてやっていく目処がついたとき、 まず考えるべきことは、自分はアドルフ・ロースでいくのか、ル・コルビュジエでいくのか、ということ。 よく比較されているようにロースは自分に関する資料、つまりスケッチやエスキースだけでなく図面までも処分してしまい。コルビュジエはスケッチどころか落書き、新聞の切り抜き、光熱費の請求から裁判所からの通知までご丁寧に保存してから逝っちゃわれたわけです。(参照・『マスメディアとしての近代建築』ビアトリス・コロミーナ「鹿島出版会」、他) ロース派の場合、建築家としての神秘性を増幅させるのに役立つという利点はあるものの、研究者が邪魔くさがってなかなか研究してもらえないおそれがあるため、よほどの建築家にならない限り研究対象にすらなれない可能性があります。 コルビュジエ派の場合、数十巻にもおよぶ作品集を出版してもらえるという都合のいい目標には魅力を感じるものの、研究すればするほど人格的には疑問符が生じるおそれがあります。 迷うだけ迷って楽しんでいただけばいいのですが、1点ずつ注意が。 ロース派の場合、不意の事故などで亡くなることも考慮してすべての所有物の処分方法を考えておくこと。コルビュジエ派の場合、紙ナプキンやレシートの裏などにもわかりやすくスケッチする練習をつんでおくこと。 こんな楽しみ方ぐらい許してもらわないと、ね。
by kabuhaus
| 2009-01-10 21:14
| 建築
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