HOME PAGE
フォロー中のブログ
カテゴリ
以前の記事
2013年 10月 2013年 01月 2012年 07月 2012年 03月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 03月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2008年 06月 08日
K: いろんな意味で用いられる言葉“小さな建築”について。 A: 小屋や小住宅なんかの単純に“物理的に小さな建築”や建築家がデザインした“建築のようなテーブルウェア”から、アルド・ロッシとか幾人かの建築家が考えた“概念としての小さな建築”まで?少し前に建築家・富田玲子さんの『小さな建築』(みすず書房)って本も出版されていたよね。 K: その本も未読やし、いろんな人がいろんなことを考えたくなるテーマやろうけど、ここでは多くの人に考えていってもらいたい“ちょうどいい建築”としての“小さな建築”。 A: なるほど。 K: 世間の住宅(戸建でも集合住宅でも)の広さにおける選択の幅の狭さと言ったら・・・ A: だいたいどんな感じ?4人家族が住む戸建住宅で80㎡~150㎡とか、分譲マンションで70㎡~120㎡とか? K: 大きくは外れてないんちゃう?本来は家族ごとの適正な広さっていうのが存在するんやろうけど、下手にでかい家多くない?お金に余裕があるからっていう理由で不必要にでかい家を建ててしまって家の一部が壊死したような状態の住宅とか、「将来子供が増えるかもしれんから、念のためこれぐらいの広さが必要。」とか。 A: でも、簡単に買い替えなんてできへんし、あと中古住宅の流通のことも考えたらある程度“一般的な広さ”っていうのも必要でしょ。 K: 確かに現実的、経済的な理由も大きいやろうけど、見栄や世間体もあるんちゃう?このぐらいの広さがないと格好がつかんとか。 A: 大体わかるけど、“身の丈にあった”っていう意味での“小さな建築”でしょ?ただそれを広めていくには特別な住み方を考えないとだめな場面が生じるんちゃう?家族構成が変わったときとか。 K: 同じ体積でも住まい方を変化させることが可能な仕掛けでしょ?やっぱりそのあたりを考えていかんと豊かな住まいは実現せんと思うよ、広さの問題だけでもなくね。例えば建築家に設計してもらった住宅でも住みこなせてない人結構多そうやしね。 A: でもそれってアドルフ・ロースの“ラウム・プラン”とかルイス・カーンの“THE ROOM”に通じるんちゃうの? K: 突き詰めて考えていったら“そこ”なんかもね。
by kabuhaus
| 2008-06-08 17:09
| 建築
|
ファン申請 |
||