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2008年 02月 15日
K: よく話題に上るけど、“建築”と“インテリア・デザイン”について。
A: 建築家の仕事とインテリア系のデザイナーの仕事の違いでしょ? K: そう。“好き嫌い”や“良し悪し”の問題はさておき、明らかに“違う”よね。 A: もちろん、仕事として内装関係をやってても“建築家”な方はおられるし、単純に技術的(経験的?)な問題で内装の仕事しかできへんでも“建築家”な方もいてはるけどね。 K: そうそう、そういう部分じゃなくて感覚の部分。なんなんやろ?この違いって。 A: よく言われる“歴史を知ってる”のかどうかってこと? K: それもあると思うよ。単なる流行だけでデザインしちゃうとデザインの耐用年数の問題があるでしょ?そのあたり、歴史を押さえた上でのデザインだと、どこかで崩れない部分っていうか飽きない部分を保てるのかもしれんよね。 A: 数年経っても寒くならないデザインでしょ? K: ただ、飽きなくて耐用年数が長くても、必ずしもいいデザインってことではないわけでしょ?新しいデザインの流れを切り開いてなおかつ耐用年数も長いデザインを生み出すには、単に“歴史を知ってる”だけじゃ難しいんやろうね。 A: あと、“建築家”的な人のなかで、必要以上にデザインを消そうとする人いてはるよね。 K: “ベニヤの壁”とか“ただの裸電球”に象徴される?高いレベルのデザインのために細かな部分では“デザインされてない”ってことを重視するわけでしょ? A: そう。カッコいいねんけど(時として)、建主が嫌がったらどうするんやろ。 K: 「そんな方は私に設計を依頼しないでください」ってことでしょ? A: うん、まあデザイン好きの素人ってバランス考えずにごちゃごちゃいろんなもん使いたがるからいややろうけどね。 K: でも確かにロジェールやミーレやガゲナウはカッコいいし、イームズやミースやブロイヤーの椅子置きたくなるし、ライトやジャスパー・モリソンの照明付けたくなるよね。(写真はフランク・ロイド・ライトの『タリアセン』とジャスパー・モリソンの『フロス』) ![]() ![]() A: 確かにタリアセンとフロスを同じ部屋にっていうのは・・・・ K: そうかなぁ。案外いけるんちゃう?うちなんか結構いけそうやん。実際フロスは付けてるし。そのあたり、確かに本気で“デザインを消した建築”をデザインしようとしてる建築家もおられるやろうけど、“めんどくさいからデザインされたものを排除してる”だけの人も結構いるんちゃうかなぁ。とりあえず自分のデザイン以外のものはバランス考えんの邪魔くさいとか。 ![]() A: 建築の場合、対建主の問題もからんでくるから、難しいよね。 K: 答えのない世界やからね。
by kabuhaus
| 2008-02-15 14:06
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