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2008年 01月 02日
![]() 運良く(悪く?)相続した不動産に住み続ける人や賃貸の不動産に住み続ける人を除いて、なんらかの建築的な思いを持つ人(つまり新築マンションや一般の建売住宅に手を出さない人)は土地や中古マンションや中古戸建住宅のような不動産を購入することになるわけです。 その際一生の中でそう何回もない機会に戸惑う人も多いはず。まず初めて目にする人も多い不動産購入申込書(買い付け証明書)。土地などの不動産で買いたい物件が見つかったとき、購入の意思を示すために不動産会社の担当者に提出する書面なわけですが、最近増えている“安易に買い付けを提出する買主(流すことを前提に同時に複数の物件の買い付けを提出する買主も)”を警戒するためか銀行融資の事前審査が通ってからでないと売主に買い付けを通してくれない場合も。 あと買い付けには購入希望金額を記入する欄があり、これがまた厄介なわけです。当然買主はできるだけ安価で購入したいわけなんですが、それとてあくまでも“購入できる”という前提での話。 不動産の価格というのはどういう気持ちで値付けされたものかはばらばらで、不動産業者のアドヴァイスで素直に付けられた順当な価格もあれば、“この金額より下なら売る気はない”的な高額、「減額交渉されたときのために数十万円ほど端数を付けておいてください」的な不動産業者の細かいアドヴァイスを受けた価格など。よって減額可能な場合もあれば「ぜ~ったい無理」な場合も。 ある大手不動産業者の担当者の「売主の希望価格よりもかなり低い購入希望価格だったので売主には通さずに買い付けは私が握りつぶしました」なんて発言を耳にしたこともあり、価格交渉は慎重にやらないと元も子もなくなるという事態も。 売主に「価格交渉をするような買い手には売りたくない」って言われちゃったり、2番手で買い付けを提出した“満額の買い手”にこっそり物件をさらわれちゃったりなんてありがちな話です。指値(減額した購入希望価格)など考えていなかった買い手が不動産業者の担当者に言われて少ない金額を書いたところ売主がへそを曲げてしまったなんてトホホなことも。 そう、いろんな“慣習”や“その場の空気”や“腫々の力関係”が渦巻き複数の利害が絡む“ヤヤコシイ世界”なわけです。(本当に欲しい不動産の場合減額交渉はしないほうが無難です。だってなかには価格を上げて交渉してくる買い手もいるぐらいですから。)
by kabuhaus
| 2008-01-02 23:33
| 建築家不動産
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