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2007年 12月 14日
![]() 雑誌『site zero / zero site no.1 特集“<病>の思想 / 思想の<病>”』に掲載されている、藤本壮介設計の『情緒障害児短期治療施設』、『T house』、『Tokyo Apartment 』などの建築についてのインタヴュー。“アルコーブが幾つも集合することから全体を発想する”とか“姿”という言葉で象徴される“形のない形”、“距離を設計する”など示唆に富む発言を多数含んでます。 “建築的にしか作りえない全体と部分の関係が存在する”建築の例としてル・コルビュジエ設計『ユニテ・ダビタシオン』を挙げ、“物質としての存在とぴったり重なり合うように、透明な、というか、太さのない線による、純粋な幾何学のヴォリュームが見えた”と述べ、フランク・O・ゲーリー設計『レイ&マリア・スタータ・センター』には“あまりに複雑なので自分はすべてを理解できないという感覚と同時に、とても居心地がいいという感覚が出てきたんです。”という印象も。 “ある部分を体験しているだけなのに、それが含まれている全体の成り立ちのようなものが、一気に見えるような体験がありえる”つまり“ひとつの場所を見た時に全部の成り立ちがなんとなくわかる”という建築的な経験をふまえて“世界の成り立ちをつくりたい”とも。 ミース・ファン・デル・ローエ設計『ベルリン国立美術館』に対しては“ミースが好き”と言いながら、“一目で見えてはいけないものまで、全部が見えてしまったような感じ”で“世界のすべてが解き明かされてしまった”ような“異様な感覚”という記述も、なんか妙に納得してしまいます。
by kabuhaus
| 2007-12-14 17:41
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