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2007年 12月 06日
A: たまにあるよね、アクロバティックな建築家住宅。
K: あまり意味の無いその後の住宅につながらない前衛住宅は論外として、建築主や敷地条件から導き出されたアクロバティック住宅やアヴァンギャルド住宅(美術に詳しい方から“前衛”や“アヴァンギャルド”という言葉の使い方のゆるさを指摘されそうですが)はありやけど、ここでの“実験住宅”っていうのはそのあたりだけじゃないよ。もちろん“見るからに”っていう実験住宅もあるけどル・コルビュジエの“ドミノ・システム(写真)”も近代建築の“カーテン・ウォール”も“実験”やったわけやし、数奇屋やパッラーディオもまちがいなく“実験”でしょ。 ![]() K: どの分野でも言えることやろうけど数多くの実験の結果現在のスタンダードが存在するわけやしね。 A: ただ建築主の立場としてどの程度まで実験住宅を受け入れることができるかやね。 K: そうやねん、もちろん過去の技術や構成を熟成させる方向の住宅も美しいやろうし重要やろうけど、建築技術や場合によったら建築論も発展させてしまうような建築も住宅分野でも可能やろうし、そのあたりの建築主の立ち位置は難しいかもね。 A: 歴史上無数の設計者によって無数の実験が住宅分野でも繰り広げられた結果が“今”なわけやからね。でも現実的にはよっぽどの建築主じゃない限り、“小さな実験”しか受け入れられへんのやろうね。この場合でも予算や土地の形状から“大きな実験”を施さない限り“建たない”っていうのは別として。 K: それでいいんちゃう?あくまでも“よりよい住まいのための実験”なわけやから、個人が犠牲になるような実験は考えんでもね。
by kabuhaus
| 2007-12-06 14:30
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