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2007年 09月 14日
![]() B級映画へのオマージュとか擬似B級映画とか、ラス・メイヤーやクローネンバーグ監督(というかJ・G・バラードの)『クラッシュ』や『大日本人』なんかを引き合いに類似性や元ネタの話や、登場人物の会話内容のレベルの低さ(この低さこそ重要なんでしょう)、フィルムや音声のノイズをわざわざ作ったりフィルムのつなぎをわざと粗くしたりのニセモノ感など、あそこがもう少しこうなら的な話題は尽きないのでしょうが・・・・・・一言「おもしろい。」 B級ということについても、個人・時代・世代・民族・地域・文化などが異なれば全く評価が変質するわけで、この映画を観て感じるB級(この言葉自体少々ズレてきてしまって“B級”になってしまってますが)とは? 何度かアップになる初期STAXのレコード・レーベル。まだ公民権運動が初期段階でのアメリカでは黒人音楽自体(アフリカ系アメリカ人自体?)がB級で、これまたアップになるDIALレーベル時代のジョー・テックスもB級? 先行公開の2本立て(デスプルーフ/プラネット・テラー)時の観客は“お好きな方たち”が揃っていたようで歓声もあがり、ラストも大うけだったようですが(調子に乗ってグラインドハウスの聞きかじり流儀でスクリーンへのポップ・コーン投げまで)、ぼくが観た郊外の大型商業施設内のシネコンのレイト・ショーでは、まじでポップ・コーン食べながら前半の会話シーンで頭の中“????”状態のヤンキー・カップルなんかと“ご一緒”させていただくわけで、小粋な反応など期待できるわけもなく・・・・・・ただ、現代における“正しいB級映画の観方”は田舎の駅前の名画座の2本立てでもなく、ミニ・シアターで知識人とともに観るわけでもなく、郊外の大型商業施設内のシネコンで観るってのが案外正解かも。ただ、『デス・プルーフ in グラインドハウス』は“ホンモノのB級”(この言葉自体自己破綻してますが)ではないわけで、この場合の正しい観方ってのはいったいどういう・・・・・・なんて小難しいこと考えるより単純に「おもしろい。」って言えてしまうのがB級映画なんでしょう。(たとえ擬似B級であっても)
by kabuhaus
| 2007-09-14 12:31
| 映画
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