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2007年 09月 03日
![]() A: ほんまや、何で今“建築家なし”なん? K: たまたま読んだだけ。有名な本やし、建築家の人でもこの本を引き合いに出す人結構いてはるし。 A: なんか図版の解説みたいな本やね。 K: 1964年のMOMAの展覧会に合わせて出版されたみたい。だから読むだけなら一気に読めるよ、この本。 A: キーワードは“vernacular”(風土的) “anonymous”(無名の) “spontenous”(自然発生的) “indigenous”(土着的) “rural”(田園的) ってことやけど、今でこそヴァナキュラーやアノニマスってよく使うけど、当時、特にアメリカでは取り上げる価値も無いような分野やったんやろうね。 K: 今となっては目新しさという部分は薄れてしまったかもしれんけど、“とってつけたようなかっこよさ”とか“気張りすぎのかっこよさ”ではなく、“潔いかっこよさ”がここにはあるよね。 A: ときには“理解不可能なかっこよさ”ってのもあるけどね。 K: 丘陵都市、要塞都市、穀物倉、貯蔵用塔、骨格建築、無装飾城砦、草構造体、など、美しい建築満載。(SD選書版は少々図版が見にくいです。以前出版されていた都市住宅別冊版のほうが図版はよかったそうです。) A: 現代の日本でこれらの建築に近いレヴェルのデザインが実現される可能性ってあるんかな。 K: この本に紹介されてる建築っていっても多種多様やから、現代では絶対不可能な建築もあるわけやけど・・・・・・企業の論理に則った設計やったらぜったい無理やし。 A: 金額だけで決定されるような公共の入札でも無理やろうし。やっぱりそれなりの建築家の設計じゃないとってこと? K: 建築家の設計じゃないと“建築家なしの建築”は無理ってこと? A: そういうこと。
by kabuhaus
| 2007-09-03 18:02
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