
先日タトアーキテクツ設計『豊富町の住宅』のオープンハウスにお邪魔しました。約2年前から
ブログを読ませていただいていたプロジェクトだったので興味深く拝見させていただきました。

分棟に屋根をかけてゆるく結びつけるというプラン自体は、さほど目新しいものではないわけですが、それぞれの小屋のヴォリュームや配置など、理論では片付けられないセンス・感覚が重要になってくる部分で、ディテールや素材使いなどによって独特の雰囲気を発散させている住宅でした。
ところで、敷地は姫路の郊外、というか田んぼの縁の一角を開発した住宅地なんですが、(敷地内に高低差のある土地は建築条件無し、平坦地は建築条件付での販売)周りの住宅の建ってすでに“10年か20年で建て替えようっかなぁ”感は(実際多くの住宅は愛情も注がれずに10年そこらでいろんな形で捨てられていくんでしょう)情けなくなってきます。

近くの土地に転がっていた看板。それにしてもこの場所で建築条件付で坪約23万円って・・・・・・高く感じないのかなぁ。