
芸術新潮の住宅特集。オーソドックスに見えて実は新しい提案を多く含むような住宅、そんな印象の住宅を手がける建築家を中心に組んだ特集。っていうところでしょうか。
取り上げられている建築家は堀部安嗣、小川広次、横内敏人、内藤廣、岸和郎、石井修の各氏。特に石井修さんは『鷲林寺の家 5』と一連の目神山の家を地図つきで紹介。ただし、この地図を持って“目神山の家めぐり”だけはやめておいたほうがいいかも。すんごい坂だらけでむっちゃ広いですから、覚悟を決めてどうぞ。
その他中村好文設計『伊丹十三記念館』(やっぱりいいよねの“ロの字型コートハウス”)、藤森照信設計『ねむの木こども美術館』なんかも小特集されてます。
なんかこのラインナップ、どのあたりをターゲットに編集されてるかがわかるような気がします。そういう意味でいい編集なんでしょう。