
デザインが好きな人や住まいやインテリアに興味のある人が家づくりを考えたとき、必ずしも建築家に依頼するとは限らない。なぜ?
例えば“木”にこだわったデザインが好きで、古材を使って粗く床をはるとか。雑貨屋さんとかにありがちな趣味のいい新旧の部材を組み合わせた内装とか。
もちろんそういう“部分”は大切でインテリア的にはそれでいいわけなんですが、それだけで満足しちゃうのが一部の“デザイン好き”の人の悪い癖。建築家にとっての仕事の中心はそのあたりとは少しずれるわけで、インテリアはあくまでもプラス・アルファという位置づけ。場合によったら“建築”にとっては邪魔になることも。
ただ、そういうデザイン、インテリア好きの人は“おしいところ”まで来てるわけなので、もう一押し興味を広げて“建築”の領域にも踏み込んでいきましょう。俄然世界が広がりますよ、絶対。