HOME PAGE
フォロー中のブログ
カテゴリ
以前の記事
2013年 10月 2013年 01月 2012年 07月 2012年 03月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 03月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 02月 2005年 09月 2005年 08月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2007年 05月 09日
![]() 建築家が有名になっていく過程での“仕事の対象の変化”についてはよく言われることで、まずは親兄弟に代表される親戚の住宅の設計から始まり、自邸の設計やいくつかの住宅を手がけた後公共施設や大きめの商業施設を経て海外にも仕事を広めていくというような話。もちろんいろんな考え方があって、インテリアの内装からスタートとか、親戚の住宅や自邸の設計を意識的に避けるとか、住宅の設計にこだわって鬼のように極めるなどの道もあるわけです。 ただどの道を進もうとポイントになるのは“住宅を設計する時期”なわけです。(住宅は建築ではないとおっしゃった建築家の方も居られますが・・・・でもその方もちゃっかり住宅の設計もなさってます。) 若手建築家にとって、初期のいくつかの住宅建築はその後の建築家としての成功をも左右しかねない“戦略的にも重要”な仕事なわけです。そう、施主にとっては戦略なんかドーデモイイわけなんですがね。 だからその初期の住宅が紹介されることもある雑誌『新建築 住宅特集』には時として魅力的な住宅が掲載されるわけです。メディアとしての魅力の有無や素人目に見ても偏っている建築家のチョイス、ほとんど批評らしい批評も掲載されず自己主張のない建築写真・・・・・・そんなことはこの際どうでもいいわけです。(逆に個性のあった『都市住宅』、『建築文化』、『SD』などは廃刊になっていったわけなのである種正しいカタチなのかもしれませんが) ただ何人かの有名建築家は“住宅の設計”は単なる通過点としか考えていなかったふしもあり、親戚の家や自邸以外は無茶な設計により施主との関係もギクシャクなんてことを繰り返しても良しとする風潮も一部で根強かったりするわけです。 当然そんなことでは建築家全般の仕事は増えるわけもなく、ご自分だけ有名になられるだけで後の世代の建築家を困らせ、ハウスメーカー等を喜ばせるだけなわけです。
by kabuhaus
| 2007-05-09 18:37
| 建築
|
ファン申請 |
||