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2007年 05月 06日
![]() K: 5月5日(土)放映の『美の巨人』(TV東京系列)、アッジェやったね。 A: どうでもいいけど、ようテレビ観てるよね・・・・・・アッジェの写真好き? K: う~ん、好きでもないし嫌いでもないってとこ?小津安二郎の映画とおんなじような印象かな。でもアッジェの場合小津安二郎とちがって自分の写真は‘芸術じゃない’って思ってたんでしょ? A: ‘芸術のための資料’っていうことやったんでしょ?19世紀末~20世紀初頭のパリの街を中心に約8000枚の‘資料’の撮影。 K: でも、人物を排してアングルを工夫しても写真として切り取った瞬間になんらかの‘個人の意思’が加わるわけやから、完全な‘資料’化は無理やろうね。あと、写真の数が膨大になればなるほど本人の意思とは無関係に量によってある種の質が発生してしまうもんね。 A: 量による質ね、なるほど。 K: 建築に移して考えるとよけいに困難になるよね、‘意思の消失’。だってより積極的な制作活動が必要になるんちゃうかな。だから、よく言われる‘建築を消す’の実践への挑戦ってすごい壁を超えなあかんと思うよ。‘消える’建築をつくろうと思った瞬間、意識の中では全く消えてないわけやからね。 A: 難しい話やね、それも。 K: ま、普通に住宅を建てて生活していくうえではどうでもいいことなんかもね。 (写真は懐かしい西武美術館から出版されていた『アールヴィヴァン』の特集=アジェⅠ。)
by kabuhaus
| 2007-05-06 13:12
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