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2007年 04月 25日
![]() A: それってどういう意味で?施主がいいと思ってたらいいんちゃうの、どんなデザインでも。 K: それはちがうやろ。仮に設計の段階で施主がOK出したとしても最低限の居住環境はまもらなあかんし、もっと言うと家族も含めた施主が本当に生活していける居住環境かどうかの判断を設計段階できっちりやっとかな。 A: う~ん、そう言われればそうかもしれんよね、引き渡して「はい、それまでョ」じゃなくてその後の生活まで見通すっていうことやね。 K: 1年も経たずに当然のように雨漏りするとか、砂漠並みに気温差があるとか、外から丸見えとか。あと、複数の施主に訴えられる建築家とか考えられへんよね。 A: まぁそこまで行かんでも、ことごとく施主と気まずくなってしまう建築家とかね。 K: なんで快適な居住環境を確保した上で実験的建築を提案しようと思わへんのかなぁ。 A: やっぱり難しいからちゃう?でも、それをやらんから「もう建築家なんかこりごり」なんて声が上がったりするんやろうね、残念やけど。 K: 建築家と施主のコミュニケーション不足も一因やろうけど、「家が完成したからこの施主とは多少ぎくしゃくしてもいいかな?」じゃ困るわけで、そんな施主をつくってしまったら建築家に設計を依頼する人なんてどんどん減っていくよね。 A: だからいつまでたっても建築家に依頼するのは『‘デザイン’や‘ケンチク’に付加価値を見出す‘お金持ち’』か『変わり者』か『狭小地か変形地に建てる人』あたりがほとんどなんやろうね。 K: そう、もっと建築家に仕事をやってもらうためにも、‘しっかりとコミュニケーションをとる’(口の上手さにまかせて自分のデザインを押し付けない)ことと‘快適な居住環境をつくる’ことをしっかりやった上で‘価値のある提案をする’ってことなんやろうね。もちろん、簡単なことではないけど、我々もしっかりお手伝いして住宅も含めた建築全般を‘ホンマモンの建築家’の手によるデザインで埋め尽くしたいよね。
by kabuhaus
| 2007-04-25 20:51
| 建築
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