
有名建築家による子供向けシリーズ(絵本・写真本など)の2年以上前に出た第1弾です。今ではこのシリーズ、かなりの冊数が発行されています。この第1弾、自然な感じでちゃんと‘絵本’として読めてしまいます。ただ、小学校中~高学年にならないと少々難しいところも・・・・
大人的にも後半の自邸建設とその後の発展についてはかなり興味深く、家づくりの参考にもなると思います。
著者の益子義弘さんは東京芸大教授で派手さは無いかもしれませんが、もっともっと評価されるべき建築家のお一人だと思います。(堀部安嗣さんや我が家の設計者の石川大修さんの師匠にあたる方でもあります。)