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2006年 11月 26日
![]() 黒人のライブで感じる、ひとつめの音での「あっスゴイッ」てのもなく(サックスの音が鳴った瞬間のパキンッっていう存在感や音が鳴り止む瞬間のキレみたいなものは無い)、ぼくが好きな‘キレた演奏’もなかったんですが、こればっかりは過去何十億年の‘ソダチカタ’のちがいによる、身体能力や身体感覚のちがいによるものだからしょうがないですよね。もちろん彼もそんなことは百も承知で、だからこその‘完璧なニセモノ’づくりなんでしょう。時々ウルサク感じた5人目のメムバーのエンジニアによるダブ効果もより完璧なニセモノには不可欠な要素だし、エンディングのドラム・ソロ中にメムバー退席っていう演出も完璧でした(ドラム・ソロをもう少し短くしてスティックを客席に放り投げるってのもありかも)。演奏力をみても80年代のラウンジ・リザーズよりはるかに上手く、ニセモノとしての精度もより完璧。 そして、アンコールまでのショーが‘完璧なニセモノ’で、アンコールで唄った松田聖子の歌が‘完璧なニセモノ’に対するあっかんべーなのかもって感じて、じゃあそれに対する観客の‘正しい返し’は?って考えたら、やっぱ一人残さず退席して‘客ゼロで唄う菊地成孔’なのかなぁ。ま、そんなこと実践する客など一人も居るわけなく、ぼくもせいぜいショーの余韻を感じつつフライドポテトを食べながらステージじゃなく客席を見回す程度の‘返し’で勘弁していただきました。
by kabuhaus
| 2006-11-26 16:57
| 音楽
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