
多木浩二著『表象の多面体』のレム・コールハースの章を読む。
レムの言葉として紹介されている“近代主義は近代化を抑圧した”に反応する。
多木氏の記述(もとは講演録)では“若いヨーロッパ人レムが優れていたのは、ヨーロッパ人が抜けようとして抜けられなかった形而上学から自由であったことであった”にも大いに反応。
これまでやや避け気味だったレム・コールハースという建築家(あえて建築家)、やっぱり避け続けることは難しいのかも。
『錯乱のニューヨーク(Delirioys New York)』も読んでないし、『S.M.L,XL』も当然持ってない。
いまさらという感覚は希薄なんだけど、そろそろなのかも。
その後キーファーの章も読んでかなり反応。
(マリオ・ジャコメッリの章とアヴェドンの章は未読)