ユリイカの少し前の号、『ユリイカ6月号 特集レム・コールハース』を読んでいてレムがインタビューで「・・・・・私は空間という言葉を使いません。・・・・・空間は建築を正当化してしまう。みんな空間を神聖かつ秘密のものとして扱います。・・・・・」って語ったという記述。
そう、そう。建築プロパーの方々と話す機会が増えた頃、最も違和感を覚えたのが“空間”という言葉の使い方。もちろんその使用を否定するわけじゃないけれど、“空間”を持ち出すと会話がなにか高級になり、普通の会話が建築的に聞こえてしまう。この感覚、結構重要かも。